ベスパのパーツ ベスパパーツショップ
VESPA MAINTENANCE  電球の交換
なぜ電球が切れるのか?

スモール・ボディーのベスパは、バッテリーを搭載していません。フライホイールで作った電力でエンジンが掛かりライトが点灯します。
比較的電球が切れ易い原因としては、コイル不良・配線不良ありますがちょっと難しい過ぎます。

簡単なもうひとつの原因としては、アイドリング時と全開時とでは、明るさが違います。
このように明暗繰り返していると、電球内のニクロム線が劣化していきます。
更に、エンジンの振動が加味されて切れてしまいます。
パターンとしては、テールランプ球が先に切れて、後にヘッドランプ球が切れる。テールランプ分の電圧がヘッドランプ球に加算されて
過電圧になり切れてしまいます。
切れにくくする方法としては、エンジン始動時は、ライトOFFにして、後ライトON、テールランプが切れてないかチェックそれから乗り出しましょう。


■ヘッドライト
ベスパのパーツ ベスパパーツショップ 電球交換1   ベスパのパーツ ベスパパーツショップ 電球交換2
1:ライト下部にある、ライト止めをスパナ
  8mmを使って緩めます。このナットは
  緩めるだけでOK。
  逆に外れない様になっているので
  安心してください。

2:緩んだら、赤印方向にライト止めを
  押し出します。

  ヘッド・ランプごと取れるので、落とさ
  ない様に注意。ライト止めの取り付け
  位置を良く見ておく事。
  2枚の板で、ライト・ボディーを挟んで
   固定させる方法です。


3:ライトのレンズ部分を外す。図のAB
  本体とレンズ部分は、2つのクリップで
  固定されています。
 それを指で外す。図AB本体の中心部に
  電球が付いているので、奥に押し込み
  ながら回すと電球がフリーになり手前に
  引っ張ると図AB本体より抜ける。

  電球には、2つの爪が出ている。大きい
  のと小さいのがある。図A/B部分も
  同じように大きく削ってあるのと小さい
  のがある。それを合わせて本体に
  押し込み、回転させる。後、手前に
  引っ張ると電球が固定されます。

[注意点]
注意点は、電球を固定した後、電球と図AB本体が接続されているかチェックします。本体に2つの触覚みたいのが出ている。
これが、電球のおしりにきちんと接触しているか見ます。OKなら一度エンジン掛けて、再チェック、後、取りつけ開始。

■テールランプ 赤いテールレンズをドライバー+を使って外し、交換します。頻繁に切れてしまうベスパは、テール球を
            6V5Wから6V10Wまたは6V18W球に交換しましょう。
            ヘッドランプが暗くなるが、あまり気にならない方なら交換したほうが長持ちします。
■ブレーキランプ 電球本体が黒ずんでいたら、その内切れる前兆です、ついでに交換しておきましょう。
■ウインカー ドライバー+か-を使用して、レンズを外します。金具の間に挟まっているので、黒ずんでいたら
           切れる前兆なので、交換しましょう。
※レンズ類は、プラスチック製なので、締め付け過ぎに注意しましょう。

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